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医薬品のネット販売解禁に薬剤師が不要になる!?薬と薬剤師の将来

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山

ライター:RAY

みなさんは、今や薬もネットで購入できるようになったのを知ってましたか?

現役薬剤師の方はもちろんご存知かと思います。

2014年6月12日に改正薬事法が施行され、
禁止されていた一般用医薬品のネット販売が解禁されました。

一般的には「便利!」となりそうなところですが、
医薬品のネット販売解禁には賛否両論あり
今もネット内で論争が繰り広げられているようです。

ネット男女

そもそも薬剤師がいらないということになるのでは…?

「薬剤師の意味がなくなるのではないか」
一時期騒がれていましたが、もちろんそんなことはありません。

『薬のネット販売=何でも勝手に個人で買える』

という認識は間違いです!

ネット販売ができる医薬品は限られており
ネット販売できる条件は限られています。

大前提として「薬剤師の関与」が必須となっています。

医薬品のネット販売可能な条件

その1 実店舗を所有していること

倉庫のみしかないような業務形態は認められていません。
薬剤師が常駐していて、週に30時間以上営業している店舗のみ
ネットでの販売も許可されています。

その2 情報提供と薬剤師による確認・必要事項の伝達

第1類医薬品については購入者の年齢、性別などの情報を
調剤薬局のカルテのように提供する必要があります。
その後、薬剤師から用法・用量などの留意事項の説明を受け、
承諾した後に初めて購入可能になります。

基本はメールでのやりとりとなるようですが
希望があれば電話や実店舗でのヒアリングも可能、というシステムです。

ネットで購入できる薬は何がある?

通常私たちが使う医薬品は主に2種類

「医療用医薬品」

「一般用医薬品」

薬

「医療用医薬品」は処方箋を必要とするもので、
病院に行って医師に診察してもらった結果出されるものなどがそうです。

「一般用医薬品」はドラッグストアや薬局などで
処方箋なしでも購入できる風邪薬、鎮痛剤などのことです。
ネットで販売可能なのはこちらの薬です。

「一般用医薬品」の3つの区分

「一般用医薬品」はリスクの度合いによってさらに3つに区分されます。

① 第1類医薬品 >>リスク高

② 第2類医薬品 >>リスク中

③ 第3類医薬品 >>リスク低

なかでも細かいヒアリングが義務付けられているのは第1類医薬品に対してです。

新しい薬の販売の形

ネット販売に賛否両論あるのは、
なにも実店舗がお客さんをとられるという影響を懸念しているというだけではありません。

基本的に自己判断で購入するため
安全面の不安や、価格論争による粗悪品の判断がつかないなども考慮されているようです。

注文してから手元に届くまで時間がかかるというデメリットもあります。

しかし、近隣にドラッグストアが少ない地方
頻繁な外出が難しい人にとっては
ネットで薬を購入できるようになったという環境はとてもありがたいものです。

山

メリットデメリットふまえて、
将来的には新しい薬と薬剤師の形として広まっていくことでしょう。

「薬剤師が不要の時代になる」なんてことではありませんので
ご心配なく!

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