2014年は上向き傾向!冬のボーナス出る出ない?薬剤師のボーナス事情
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ライター:RAY
近ごろめっきり寒く、冬本番になってきました。
各ブランドショップやショッピングモールでは
クリスマスからの年末商戦がはじまり賑わっていますね。
そんななか、待望の冬のボーナスの季節がやって来ました!
つい先日発表された国家公務員の冬のボーナス支給額、
平均が69万1600円ということ。
昨年冬に比べてなんと約12万円の大幅増!
というわけで今回は「冬のボーナス調査2014!」と題して
お金の話です。
一般企業のボーナス支給額と薬剤師のみなさんのボーナス事情とを比較してみました。
冬のボーナス平均支給額は58万超え
価格.comで行っている価格別冬のボーナスの推定支給額は
平均して58万5000円。
こちらも昨年より1万4000円アップといわれています。
「えっ、ボーナスってみんなそんなにもらってるの!?」
と、焦った方。ご安心下さい。
そんなことないです。
この「ボーナス平均支給額」には実はからくりがあるんです。
「すごくもらっている人」がほんの一部いるせいで、 「あんまりもらえない人」「全くもらえない人」が大多数でも 金額が引き上がっているんです。
実はこの円グラフの半数近く40%以上が
「もともと支給されない」もしくは「全額カット」という人なんですよ。
しかもボーナスを貰っている人の中で最もパーセンテージが多いのは
「30~50万円」次いで「10~30万円」となっています。
なので、ボーナスをもらっている人の多くは
平均支給額より大分低い、ということ。
実はあまり基準にはならないのが平均支給額です。
で、薬剤師のボーナスは?
「薬剤師の冬のボーナス額」などという明確なデータはないので、
薬剤師の年間賞与(ボーナス)から比較してみましょう。
【規模10人以上の薬剤師 年間賞与の額】
- 平成25年 879,400円
- 平成24年 817,900円
- 平成23年 870,200円
- 平成22年 771,900円
- 平成21年 868,100円
- 平成20年 766,800円
平成13年~25年までの平均 879,400円
年間賞与のため夏と冬の内訳が不明なので、あくまで想像ですが。
冬ボーナスは夏ボーナス+5万ぐらいのところが一般的なようです。
そうすると、
夏 約410,000円
冬 約460,000円
先ほどの一般平均支給額より10万円下回る結果に。
給与がいいと言われている薬剤師なだけに意外です。
しかし、待って下さい!
これはあくまで規模10人以上の少数企業の話。
規模1000人以上の大規模企業になると、賞与の平均も大きく跳ね上がり
1000,000円に!
すると、冬のボーナス支給額も一般平均とどっこいぐらいになりますね。
正直、一般平均額に届くだけのボーナスをもらっていれば十分高給取りです。
薬剤師の中でも勝ち組企業はココ!
薬剤師にかぎらず、
職業よりも勤めている環境に左右されることが多いのが給与額。
高給で有名な企業の中から
医療関係をピックアップしてみました。
【2014年12月発表「給料をたくさん払っている会社」ランキング】
- 11位 大塚ホールディングス 平均年収1,105万円
- 17位 メディバルホールディングス 平均年収811万円
- 29位 東邦ホールディングス 平均年収662万円
- 32位 マツモトキヨシホールディングス 平均年収非公開
その他、大日本住友製薬や田辺三菱製薬、
ウェルシア、サンドラッグなどの大手ドラッグストアもさすがに名を連ねています。
これらの企業に社員として5年程度勤めていれば
さぞかしボーナスももらえるでしょう!
うらやましい話です。