年末の薬局店頭は青くなる?飲み薬に共通するパッケージデザイン
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ライター:ジェンティルドンナ
ドラッグストアには飲み薬がたくさん!
「頭痛薬」、「風邪薬」、「胃腸薬」・・・。
ドラッグストアに行けば様々な飲み薬が店頭に並んでいるかと思います。
そんな飲み薬のパッケージデザインですが、共通する点があるのをご存知でしょうか。
今回はそれらを3つご紹介したいと思います。
その1.効能が一目でわかる
市販の飲み薬を選ぶ場合、まず確認するのは「どのような症状に効果があるのか」ということですよね。
「熱を下げる薬なのか?」、「のどの痛みを抑える薬なのか?」など、薬の効能や効果をはっきりと表記しておかなければなりません。
消費者が誤って異なる種類の薬を選ばないようにすることが重要なポイントです。
その2.薬の形状が表示されている
飲み薬を購入する際、薬の計上を重視する人も多いのではないでしょうか。
「カプセル形状なのか?」、「粉末タイプなのか?」、「液状タイプなのか?」など、形状によって飲みやすさが異なります。
パッケージに薬の形状が大きく表示されていれば、一目で飲みやすいタイプの薬が選べますよね。
商品の特徴を視覚的にわかりやすく表現することも重要なのです。
その3.色を上手く利用している
年末のこの時期、薬局で商機を迎えるのが「胃腸薬」。
「ガスター10」や「キャベジン」など、青色・緑色パッケージのものが並びます。
青色・緑色は"胃腸薬のパッケージによく使われる色"なのです。
青・緑色は空やミントグリーンをイメージさせ、「爽やかさ」を連想させます。
服用することで胃がすっきりした感じを伝えやすく、市販の胃腸薬では高頻度に使われています。
一方、ウコンなどの漢方が配合されている薬は、黄色が用いられていることが多いです。
また、熱が出ている人向けの薬であれば、ちょっと赤系の色を使うこともあります。
このように、パッケージ使用されている色は消費者に効能や効果をイメージさせることが出来るのです。
まとめ
飲み薬に共通するパッケージデザインには、ぱっと目について、中身もパッとわかるような、「薬の効能や効果が伝わりやすい」デザインが求められているのですね。