今年はインフルエンザが大流行?感染を防ぐポイントを紹介
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ライター:ジェンティルドンナ
今年は11月中旬の急な感想と気温低下によってインフルエンザの流行が例年より3週間程度早いそうです。
インフルエンザは、インフルエンザウィルスが体内に入り込むことで発症します。
高齢者や幼児などの場合、肺炎や脳症などを併発して重症化してしまうこともある恐ろしい病気なのです。
早めに予防対策を心がけましょう!
実は怖い!?インフルエンザの恐ろしさ
インフルエンザとよく似た症状として風邪がありますが、風邪とインフルエンザは症状も流行の時期も違います。
●インフルエンザ
《症状》
38度以上の発熱
全身症状(頭痛、関節痛、筋肉痛など)
局所症状(のどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳、など)
急激に発症
《流行の時期》
1月~2月がピーク
※4月、5月まで散発的に続くことも
●風邪
《症状》
発熱
局所症状(のどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳、など)
比較的ゆっくり発症
《流行の時期》
1月~2月がピーク
インフルエンザウィルスにはA型、B型、C型と呼ばれる3つの型があり、その年によって流行するウイルスが違います。
そのなかでもA型とB型は非常に感染力が強く、日本では毎年約1千万人、およそ10人に1人が感染しています。
インフルエンザの感染経路
ここで、インフルエンザがどのようにして感染するのかを知っておきましょう。
●飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウィルスが放出し、それを吸い込み感染
※学校や職場、満員電車などの人が多く集まる場所に注意
●接触感染
感染者がくしゃみを咳や手で押さ、周りのものに触れてウィルスが付着、
別の人がその物に触ってウィルスが付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染
※電車やバスのつり革、ドアノブ、スウィッチなどに注意
インフルエンザから身を守る方法
インフルエンザの予防策として最善なのは以下の3つです。
①正しい手洗い
インフルエンザウィルスが自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先、帰宅時、調理の前後、食事前はこまめに手を洗い、ウィルスが体内に入り込まないようにしましょう。
②予防接種を受ける
予防接種(ワクチン)は、インフルエンザが発症する可能性を軽減し、発症後も重い症状になるのを防ぐ効果があります。
重症化しやすい方(高齢者や幼児など)は、お医者さんと相談して予防接種を受けましょう。
③人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、不要不急のときはなるべく、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
「インフルエンザかな?」と思ったら、早めに医療機関へ
急に38度以上の発熱が出た場合は早めに医療機関(内科や小児科)を受診しましょう。
特に、幼児や高齢者、持病のある方、妊娠中の女性は、肺炎や脳症などの合併症が現れるなど、重症化する可能性があります。
「咳エチケット」を心がける
インフルエンザの治療中、たとえ熱が下がっても、インフルエンザウイルスは体内に残っています。
周囲の人への感染を防ぐために、マスクをする、くしゃみをする時は周囲の人から離れるなど、「咳エチケット」をこころがけましょう。
また、インフルエンザウイルスの潜伏期間があります。
数日は学校や職場などに行かないようにし、自宅療養することが望ましいでしょう。