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お薬手帳があるといい事

基礎知識

元々「お薬手帳」とは、一部の調剤薬局で始められたサービスの一つでした。
しかし、医療機関で処方された薬の情報の記録や服用履歴の管理と言う意味でも重要性が認識され、薬の飲み合わせ・重複のチェックと言う安全性の面からも見直しが行われた結果、平成12年度より国の制度として導入されました。

最近のマスコミ報道では、「お薬手帳を作らなければ20円得をする」という節約術のような内容が囁かれることがありますが、実際には薬を調剤してもらった際に、薬代のほか「調剤技術料・薬学管理料」と言われる「薬局への報酬」が発生しています。
その中には「おくすり手帳」への情報記入に対する報酬として「薬剤服用管理指導料」(現在は410円)も含まれています。70歳未満の方であれば3割負担となりますので、実質「130円」を自己負担している事となる訳です。
ただし、「お薬手帳」を必要としない患者様の場合は「薬剤服用歴管理指導料」に関しては、1回あたり340円に引き下げられた為「20円安くなる」と言う情報が流れたようです。

しかしたった20円を得したことで、より大切なお薬の安全性を捨ててしまっている事になるのです。

お薬手帳に記入された「調剤日・薬の名称・用法・用量・服用時の注意」等は、患者様にとってのカルテと同じです。
また、複数の医療機関を受診されている患者様の場合、医師や薬剤師にとっても重要な情報源の一つと成り得る大切なお薬カルテなのです。

また、薬にかかわる記録だけではなく、アレルギーの有無や副作用などの個人的な服薬情報を記載してあるので、緊急時の発作や救急対応が必要になった場合にも、使用する薬品等に配慮する事が可能となります。

その他、災害時にもお薬手帳を持参する事で、慢性疾患のお薬を緊急で処方してもらう事も可能ですので、常に携行する事を心掛けるようにしましょう。

いろんな可能性をもっている薬剤師という仕事。いままで知らなかった分野にチャレンジしてもいいかもしれないメェ~。
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