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【30代男性 調剤薬局】 小児への坐薬の使い方指導

体験談

小児科の門前薬局に勤務していますが、小児には、粉薬の飲ませ方など、大人では必要ないことにも注意深く指導する必要があります。

坐薬もその一つで、使い方について保護者の方から質問を受けることがよくあります。

坐薬を使うときに注意するポイントについて以下にまとめてみました。

坐薬の使い方

坐薬を交付する時は、使い方を具体的に説明することが重要です。

小児科でよく処方される坐薬は、解熱や痛み止めの効果のあるアセトアミノフェン、吐き気止めのドンペリドン、抗けいれん薬のジアゼパムがあります。

乳幼児に使用する場合は、オムツを替える姿勢で挿入します。仰向けにして両足を上げ、お尻を前に突き出して、坐薬のとがった方から先に肛門に入れてください。少し大きな子に対しては、四つんばいや立ってお尻を突き出した姿勢で挿入します。

挿入時のポイントとしては、坐薬の先に水やオリーブオイルを付けると、挿入しやすくなります。また、すぐに手を離すと坐薬が出てきてしまったり、挿入の刺激で便が出てくることがあるので、ティッシュなどで30秒程度肛門を軽く押さえてあげると良いでしょう。

こんな時には・・・

小児の体重によっては、「2分の1個を使用」などの指示が出ることもあります。その場合は、はさみやカッターで坐薬を包装シートごと切ってもらうよう保護者に説明します。

私は切る位置がわかるように油性ペンで書いて渡すようにしています。切った坐薬は先のとがったほうを使って、残りは捨てるように伝えています。

挿入後に坐薬が肛門から出てしまった場合の対応についても説明する必要があります。

入れた直後に出てきた場合は、どの坐薬でもすぐに入れ直すように指導します。一方で、入れてからしばらくして便とともに出てきてしまった場合は、薬剤によって対処か異なります。

アセトアミノフェン坐薬では、坐薬が出た後、1時間ほど様子を見て、熱が下がらなかったら新しい坐薬を入れます。ジアゼパム坐薬は、入れてから15~30分で効果が出始めるため、入れてから30分以上経ってから坐薬が出た場合は、そのまま様子を見るように伝えています。

上記は一般的な対応ですが、坐薬が出たときの対応については、医師によって考えが異なることがあります。まずは医師に確認し、薬局ごとにルール化するようにしましょう。

丁寧な説明で不安解消

保護者の方は、自分の薬なら気にしないことでも、子供のこととなると細かいところまで気になってしまうものです。事前にしっかり説明してあげることで、不安を取り除いてあげるようにしています。

いろんな可能性をもっている薬剤師という仕事。いままで知らなかった分野にチャレンジしてもいいかもしれないメェ~。
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