【女性 調剤薬局】 外国人の患者さま
体験談
薬局に外国人の方が来られることはありませんか?
うちの薬局は外国人の方が多く住む地域にあるわけではないのですが、いろいろな国の方がときどき来局されます。
私だけでなく、ほかのスタッフも英語はさっぱりなので、外国人の方が来局されるとみんなどぎまぎしています。
おひとりでの来局は、こちらも緊張します
最近来局されてドキドキしたのはロシアの方。
ときどき来局される奥様は日本人で、とってもかわいいハーフの女の子といつも一緒です。女の子があまりにお人形みたいにかわいいので、以前奥様に聞いてみたところ、ご主人はロシアの方とのこと。そのご主人が先日おひとりで初めて来局されたのです。
問診票の住所はもちろんローマ字、日本語を話せる気配は全くありません。しかも処方されているのは痛風の薬たち。
私の順番だったので緊張しながらカウンターにて日本語であいさつをし始めると・・・なんとも流暢な日本語が返ってきました。今までも他のクリニックで処方されていて、同じ薬をもらいに来たそう。
今回はたまたまずっと飲んでいるお薬の処方だったし、日本語も話せる方だったのでよかったですが、そうでない状況になったらみんなで本当に困ってしまいそうです。
通訳さんが一緒だと安心
通訳さんと一緒に来局される方もいます。そうなると私たちも安心です。
以前、日本語がさっぱりわからなさそうな雰囲気のブラジル系の方が、一週間に立て続けに3人ほど来られたときがありました。近くで仕事だったのか同じ勤務先のようで、同じ通訳さんが一緒に来てくれていました。
みなさん風邪薬や胃腸薬などの急性疾患のお薬が処方されていたのですが、通訳さんがいなかったらと思うと・・・解熱剤の説明ひとつとっても、うまくできる自信がありません。
英語でも困ってしまうのに、ポルトガル語やスペイン語になると、もうなんともなりません。辞書で単語だけを引くにしても、どの言語なのかを聞き出すのさえあやしいなと思います。
次回、通訳さんなしでおひとりで来局されたらどうしよう?とみんなで話していたのですが、そこでの仕事が終わってしまったのか、あれから2年ほど経ちますが、その方たちが来局されることはありません。
本当は英語くらいできないとダメですね
一応、最低限英語には対応できるような薬袋の準備はあるのですが、古い上になかなか使う機会がないため、今いるスタッフは誰ひとり使ったことがないのが現状です。
いざというときにちゃんと使えるように、きちんと見直しておかないといけませんね。