サプリメントアドバイザーの仕事とは
薬剤師の仕事内容「サプリメント」は、薬と違って「飲み方」や「飲み合わせ」「いつ飲んだらいいのか」等、消費者にとってわかりづらい物です。
やはり口に入れるものなので、誰もが心配になった経験はありませんか。
特に、病気療養中の患者様にとって「薬との飲み合わせは大丈夫なのか」と言う心配もあります。
勿論医師に相談するのが一番なのですが、その前に自分でも調べておいて「そのサプリメントを飲んでも良いかを尋ねたい」言う患者様もいらっしゃる筈です。
そんな時に「薬剤師」に「サプリメント」について、質問が出来たら、とても助かります。
「サプリメント」の「機能・使用方法・必要性」等の正しい知識や情報を提供できる薬剤師を「サプリメントアドバイザー」と呼びます。
「サプリメントアドバイザー」の資格を持った薬剤師であれば、患者様やお客様に「サプリメント」の正しい情報や知識、提案を発信することが出来ます。
病気の治療は出来ませんが「サプリメント」は食事で摂取できない栄養素(ビタミン・ミネラル等)を補う事が可能です。
食品や栄養・健康管理への意識が高い現在、薬剤師による「サプリメント」に対しての適切なアドバイスが必要とされています。
2002年に「厚生労働省」は「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成」についての「ガイドライン」を発表しています。
「サプリメントアドバイザー」の資格は「日本臨床栄養協会認定」の資格ですと「サプリメント概論・食生活論・栄養学・生活習慣病概論」等40単位を取得した後、受験資格が
あります。
その他「特定非営利活動法人NHPインターナショナル認定機構」の「メディカル・サプリメント・アドバイザー」や「健康食品管理士認定協会」認定の「健康食品管理士」等があります。
「ワンランク上の薬剤師」として、現代社会のニーズに応えられる「サプリメントアドバイザー」の資格は、今後の需要が期待できる資格です。