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薬剤師と処方権について

薬剤師コラム

「医師法」の第22条において
「医師は、患者に対し治療上薬剤を調剤して投与する必要があると認めた場合には、患者又は現にその看護に当たっている者に対して処方せんを交付しなければなら」
と定められています。
これは簡単に言えば「処方箋を交付できるのは医師だけである」と言う事です。
言い換えれば「医師の指示なしに薬剤師は薬を処方する事は出来ない」と言う事です。
万一、勝手に処方した場合は、違法行為となります。
勿論、薬学部を卒業している薬剤師でれば、それはご存知の事と思いますが、これに対して疑問に思う方もいらっしゃるようです。

2009年以降アメリカでは、は薬剤師にも処方権が認められています。
その為、薬剤師による「予防接種」なども行えるようになりました。
アメリカから考えると「日本は遅れている」と思われる方もいらっしゃいます。
しかし薬剤師の役割は「処方権」は有りませんが、唯一「処方権」を許可されている、医師の診断した処方薬が「適正かどうか」を二重チェックする為にも、必要不可欠な存在でもあるのです。

医学部でも薬に関しては学びますが、薬剤師程の知識はありません。
むしろ、診察を受け持つのが医師であり、薬の専門家として適正かどうかをチェックする薬剤師が分業されている事で、事故を最小限に防ぐことが可能となっているのです。

現在の「チーム医療」の形態において、薬剤師の「薬の専門性」は高く評価されています。
また「認定薬剤師」や「専門薬剤師」の認知度も高くなった現在、薬剤師の地位は以前よりもずっと高くなりました。
医師によっては、薬に関しては「専門家の意見を聴く」と言う方針で、薬剤師に相談をするケースも増えています。
今後も薬剤師に処方権が与えられる事は無いとされていますが、むしろ「処方権のある医師」の良きアドバイザーとしての「存在意義」が確立されていると言う事なのです。

いろんな可能性をもっている薬剤師という仕事。いままで知らなかった分野にチャレンジしてもいいかもしれないメェ~。
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